歩き見て、知ろう ー迷子の不惑の世界旅ー

40歳で退職し、世界一周/周遊の準備を進めている元サイエンスライター・バイオ系研究者です。旅に関する情報を収集・発信してゆきます。

世界一周旅行でどこに行こう:手軽な5つのインプット

こんばんは、カザフミです。

最終出社日から1週間、あとは退職日まで有給消化の日々です。少し前から世界一周で行きたい場所のリストアップを進めています。

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短期旅行だったらガイドブックを読めば行きたい場所の目星はつきますが、世界一周ともなると何から手をつければよいか悩ましいですよね。そこで私は次の5つのインプットを参考にしました。

1. 世界遺産

世界一周の目的地を決めるさいに、最もとっつきやすいのは世界遺産ではないでしょうか。せっかく世界を巡ったのに、重要な遺産を見落としてしまったら残念な気分になりますよね。

 

私はWikipediaの各国の世界遺産一覧(Category:各国の世界遺産 - Wikipedia)を、スマホで隙間時間に読み進め、面白そうなスポットは、Googleマイマップを用いて2種類(絶対行きたい、できれば行きたい)のピンを打っていました。

 

 

この段階では、現実的に行けるかどうかは別として、興味のあるところ全てにピンを打つのが良いと思います。(渡航中止勧告退避勧告が出ている国にもピンがありますが行きません。)

 

ピンを見ることで、自分が何に興味があるか(自然か文化財か、宗教施設か城・宮殿か、どの文化圏か)が分かるようになるからです。

 

なお、Wikipedia世界遺産紹介は写真が少なくイメージが沸きにくかったので、写真が多い以下の本を読んで、視覚的に惹かれるスポットも探しました。 

ぜんぶわかる世界遺産<上> ヨーロッパ/アフリカ

ぜんぶわかる世界遺産<上> ヨーロッパ/アフリカ

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2013/09/06
  • メディア: 大型本
 
ぜんぶわかる世界遺産<下> アジア/南北アメリカ/オセアニア

ぜんぶわかる世界遺産<下> アジア/南北アメリカ/オセアニア

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2013/09/06
  • メディア: 大型本
 

 

2. 高校の世界史参考書

大人になって高校の参考書を読み直すのは少し恥ずかしくもありますが、世界史の参考書には旅する上で欠かせない歴史の知識がサプリメントのようにつめこまれています。

 

私が学生の頃は、歴史(日本史・世界史)といえば山川出版でしたので、以下の参考書と図録を買ってみました。 

詳説世界史研究

詳説世界史研究

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 山川出版社
  • 発売日: 2017/12/03
  • メディア: 単行本
 
山川 詳説世界史図録 第3版: 世B310準拠

山川 詳説世界史図録 第3版: 世B310準拠

 

詳説世界史図録には、地図と文化財の写真が多く載せられており、学生の頃に習った文化財がどこにあるのかとても良くわかって大変役立ちます。

詳説世界史研究はそこそこ分厚く本格的な読み物なので、自分の馴染みの薄い文化圏の歴史を中心に読んでいます。

 

3. 世界一周をされている方々のブログ

世界一周されている方々のブログは、読んでいて旅行の追体験ができますし、現地で確認されたばかりの生きた情報源(交通手段・宿・国境超えの方法・トラブルなど)ですので大変ためになります。

travel.blogmura.com

 

4. 旅行会社等のガイド記事

旅行会社等のサイト内にあるガイド記事は、現地に詳しいトラベルライターによって書かれていることが多く、個人ブログ同様に参考になることが多いです。

海外旅行・観光ガイド | LINEトラベルjp 旅行ガイド

skyticket 観光ガイド 

 

5. 旅行ガイドブック

1〜4のインプットで重点的に回りたい国が決まったら、地球の歩き方(やLonly planet)などを読んで、プランを緻密にしてゆきます。

(個人サイトやSNSからリアルタイムの旅行情報が集まる時代ではありますが、地球の歩き方で育った世代の私は、あの黄色い表紙の本とにらめっこしながら旅程を練ることに高揚感を感じてしまうのです。)

 

最後に:旅の目的を深堀りしよう

 Google mapsに刺さったピンを眺めていると、自分がこの世界一周に何を求めているのかが見えてくるかもしれません。そこを掘り下げれば、世界一周をもっと楽しく、実り多いものにできるかもしれません。

 

私の場合は、「様々な民族が長い歴史をかけて作り出した思想・文化と、その結晶である文化財を見て知ること」が旅の目的なのだと感じました。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

それではまたお会いしましょう。

 

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なにはともあれ退職届を出した(旅の最初の一歩)

はじめまして。カザフミと申します。

 

40歳になったばかりの、そして、会社に退職届を出したばかりの会社員です。

今年の春から半年ほど語学留学し、その後、人生最大の夢である世界の旅に出ることを計画してます。

 

数週間前、退職の話を上司に切り出したときには、(いろんな意味で)大丈夫かとあらぬ心配をされましたが、その後はトントン拍子に手続きが進みまして。深夜残業が続いた引き継ぎ期間を終え、まもなく無事に無職になることができます。

 

初回なので、簡単な自己紹介をさせて頂いても宜しいでしょうか。

 

 

自己紹介

カザフミ

性別・年齢:男(40歳)

職業:研究者 → サイエンスライター → もうすぐ無職

趣味:旅行(短期旅行ですが20ヵ国以上)

 

なぜ会社を辞めて旅に出るのか

40歳を迎え、健康に過ごせる残りの年月を推測してみた結果、人生最大の目標である世界の旅は、会社を辞めてでも体力のある今のうちにやりたいと思ったからです。

 

けっこう悩みましたが、旅が最大の目標である以上、やらなかった後悔(定年まで無事働けたが、体力的に世界を旅できなくなってしまった)より、やった後悔(旅できたが、その後の再就職に苦しんだ)のほうが悔いが少ないなと思いました。

 

食卓に並んだ食べ物を、好きなものから食べるか、嫌いなものから食べるかという性格診断がありますよね。

私はどちらかといえば好きなものを最後に取っておくタイプです。が、時間が有限である場合、好きなものを最後まで取っておいて食べられなくなったら悲しすぎますよね。

 

なぜブログを書くのか

  1. (中年が)会社を辞めて世界を旅するにはどうすればよいか情報を残し、似た夢を持つ人達に役立てて貰えれば嬉しいから
  2. 旅先を歩き、見て、知ったことを多くの人と共有できれば楽しいから
  3. ブログで旅に出ることを宣言し、途中経過を報告すれば、先延ばししたり挫折したりしにくくなるだろうから(これ大事です)

 

それでは今日はこのあたりで。

お読み頂きありがとうございました。またお会いしましょう。

 

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